住宅ローンの支払いが滞るとどうなる？
名古屋市で幸せな生活を送っていたけれども、最近の物価の高騰などの影響で、住宅ローンの支払いが思うように進んでいないという方もいらっしゃるかもしれません。
住宅ローンの支払いが滞ると、どのような影響があるのでしょうか。
以下で詳しく説明します。
住宅ローンを滞納してしまうと、まず金融機関から督促状が届くことになります。
この督促状は、支払い期限までに支払いが確認されなかった場合に、支払いを促すために送られる書類です。
督促状が届いた場合、未納分を支払えるのであれば、大きな問題にはなりません。
しかし、支払いを滞納し続けると、信用情報機関のブラックリストに登録されることになります。
参考ページ：名古屋市で住宅ローンの支払いが滞った不動産を売却する方法は？
ブラックリストに登録されると、新しい住宅ローンを組むことができなくなったり、クレジットカードを作ることができなくなったりします。
さらに滞納を続けると、金融機関からこれ以上の契約を継続できないと判断され、一括での支払いを求められることになります。
しかしながら、すでに住宅ローンの支払いが滞っている状況であるため、一括での支払いは困難です。
この場合、法律によって、支払い期限の猶予がなくなり、保証会社に支払い義務が移ります。
つまり、保証会社が代わりに残りの住宅ローンを支払ってくれるわけですが、この場合でも返済義務は免除されません。
ただし、支払い先が保証会社に変わるというだけです。
以上が、住宅ローンの支払いが滞るとどうなるかについての詳しい説明でした。
競売の申し立てが行われると、競売のために家が査定され、裁判所のホームページに競売の情報が公開されます。
そして、競売が行われることで強制退去させられることになります。
もしも保証会社への返済が1ヶ月遅れてしまい、残りの住宅ローンが支払われなかった場合、競売の手続きが始まります。
競売とは、裁判所が不動産を売却する手続きのことであり、そのために家の査定が行われます。
また、裁判所は競売の情報を自身のホームページで公開します。
公開された情報には、競売の開始日が含まれています。
競売が開始されるのは、裁判所のホームページに公開されてから2週間ほど経った時です。
その後、2週間程度で入札が行われます。
入札によって買い手が見つかった場合、強制退去の手続きが始まります。
強制退去には1ヶ月ほどの時間がかかります。
なお、強制退去に際しては、引っ越し費用は自分自身で負担する必要があります。
競売にかけられた不動産は、一般の相場価格よりもわずかに安い6割から7割程度の価格で売却される傾向があります。
競売での売却価格で住宅ローンを完済することができない場合、その差額分の返済義務が残ってしまいます。
以上が、住宅ローンを滞納している不動産を売却する方法についての説明です。
住宅ローンの支払いが滞るとどうなる？