彼女はキレイだったも最終回を迎えましたが、みんなハッピーになって良かった。
もっとも、樋口はキーパーソンなのに、幸せ感はあまり感じられない。
愛をモノにできなかったんだから、残念感がありますが。
でも、小説家として少なくとも2年後は小説を書いている訳で、そういう点では凄いと思う。
一度デビューして、匿名作家でデビュー。
それも当たって、さらに書き続けているのって凄いことだと思う。
そんな樋口に文書の書き方を教わった愛も将来の財産になるのだと思う。
愛と宗介。もし、樋口に何かあったら出来る範囲で構わないから手を差し伸べて欲しい。
でも、宗介が樋口が差し伸べた手を断って、それを樋口は文句も言わずに印刷所に自分の原稿を持ち込んで決めてしまう。さすがですね。
宗介は自分の手で『MOST』を何とかしたかったのでしょうけれど、だからって、勝手に一人で断ってどうする。
これは岡島が言うように「独断」だと思う。
樋口が居なかったら戦線完全崩壊全面降伏という事態になりかねない。
雑誌は色々な人が関わっている訳で、編集部員だけの問題じゃない。
他の会社の社員さん達も路頭に迷いかねない。
もちろん、大きな仕事を失う印刷会社の人たちも。
樋口はその辺も分かっていて対応している。
それに比べて宗介はまだ自分の周りしか見えていない。
この差が凄く大きい。
あいもこの辺の事をフォローしてあげて欲しいです。
彼女はキレイだった最終話感想っていう感じではないかもしれないけれど、樋口の凄さと宗介の未熟さ際立つ回だった気がします。
7月ドラマも続々最終回を迎えてますね。